« 2月の鑑賞メーター | トップページ | 「日本破滅論」を読む »

2013年3月 2日 (土)

2013年2月の読書メーター

2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1528ページ
ナイス数:93ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/195601/matome?invite_id=195601

■誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール
人は自分を受け入れてくれる人にしか心を開かず、心を開かない限り滑らかな会話は成立しないと言うことが良く分かった。先ずは相手がどういう気持ちなのかを考え、それを受け入れる=共感するところからすべてが始まる。質問は相手の話したい方向をずらすことがあるので要注意だとか、沈黙が訪れても焦って無理に話し続けると相手も落ち着かないので、ゆったりと休憩することも必要だというのは納得。要するに会話も「思いやりが大切」ということ。
読了日:2月25日 著者:野口 敏
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26461961

■abさんご
文芸春秋で読んだ。途中で何度も放り投げたい気分だったが、何とか読んだ。著者が昔体験したと思われる家や家族の断片的な思い出のシーンを、脈絡なく細かく描写しているのだが、表現方法が特異だ。持って回った言い回し、回りくどい長い文章。単語を知らない外国人が何かを一生懸命伝えようとしているかのような文章。そんな言い回しは何のためなのか。選評では、大和言葉や音の響きの美しさ、洗練された作品、編み込んだコトバの綾の鑑賞だのと評価している。長い詩だと思えばいいのかもしれないが、何を言いたいのか良く分からなかった。
読了日:2月23日 著者:黒田 夏子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26403233

■楊令伝 14 星歳の章
李英が斉国で最後に取った行動には意表を突かれた。李媛も青蓮寺に襲われたが、戴宗が身を挺して二人の仇を取った。「敵の一人でも倒して死にたい」男たちがまた消えた。意識せずして国の礎となっているのだと思う。自由市場は梁山泊の枠を超え斉国や南宋に広がった。南宋は「自由市場は帝が統治する国の否定だ」として劉光世、張俊、岳飛の軍を梁山泊に向けた。久し振りの総力戦にワクワクしたが、結局ここでも、郭盛の捨て身が活きた。死ぬことが出来なかった史進が寂しそうだ。自由市場が楊令の想像を越え梁山泊の天下を造るのだろうか?
読了日:2月21日 著者:北方 謙三
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26340255

■バカに民主主義は無理なのか? (光文社新書)
著者は、「自分ならびに他者の権利」を保つためには、民主制しかないと考える。永遠に「参加」を求める面倒なシステムだが、それを嫌がると支配と服従が待っている。バカが選ぶ、バカな政治家だから、常に注視していないとバカなことを始めるという前提。日本では特に、原子力ムラや教育ムラのように、ムラビトは公正さよりも身内への友愛を重んじて不都合な真実を隠蔽するので、モラルではなく情報システムの整備によって事実を公開させ、事実に基づく科学的な思考をして、問題の原因と責任を明確にすることが必須だと説く。全く同感だ。
読了日:2月12日 著者:長山 靖生
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26082951

■海辺のカフカ (下) (新潮文庫)
父親から逃げたカフカは結局、父親にかけられた呪いを終わらせようと予言を実行してしまう。しかし呪いは解けずより濃いものとなるが、最後には自分の中にある恐怖と怒りを乗り越えない限り、自分を捨てた母親を許さない限り、自分には救いがないことを悟り、家に帰って行く。過去に執着する人間は死んでいるのと同じというメッセージ。死に彩られた現実の世界、夢の中の世界、生と死の中間にある魂の世界が入り混じった不条理な世界。その「世界はメタファーだ」と思えばいい。詩のような抽象画のような難解な印象だが心をつかんで離さない。
読了日:2月4日 著者:村上 春樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/25833668

▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/

« 2月の鑑賞メーター | トップページ | 「日本破滅論」を読む »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/574388/56867987

この記事へのトラックバック一覧です: 2013年2月の読書メーター:

« 2月の鑑賞メーター | トップページ | 「日本破滅論」を読む »

お薦め本

  • 鈴木亘: 「財政危機と社会保障」
  • 波頭亮: 「成熟日本への進路」
  • 中野剛志: TPP亡国論
  • 増田悦佐: 日本と世界を揺り動かす物凄いこと
  • 古賀茂明: 日本中枢の崩壊

お薦めサイト

フォト
2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のトラックバック

無料ブログはココログ