スポーツ

2012年12月24日 (月)

イチローのファン

 昨夜のテレビで、イチローの熱烈ファンの米国人女性の話が放送されていた。シアトルでゲームがある時は欠かさずライト側の最前列に陣取り、9年間、「イチ・メーター」と名付けた手作りの表示板でイチローのヒット数を表示し応援し続けたエイミーさん。

 イチローがマリナーズからヤンキースに移籍した時に悲しみにくれていたが、その移籍第1試合がシアトルで行われ、イチローはライト守備位置から、エイミーさんに感謝の言葉を伝え、ハイタッチまでしてみせた。遠慮して今までサインすらもらったことがなかった彼女の喜びように胸が熱くなった。何事にもベストを尽くすイチローを尊敬し、勝手に始めた「イチ・メーター」だった。イチローは、それにずっと勇気づけられていて感謝していたのだ。

 その後、エイミーさんのもとにイチローから手紙とプレゼントが届く。サイン入りのバットとスパイク。彼女の喜びの大きさは我々にはとても想像できない。ますますイチローが好きになったに違いない。移籍してもなお、彼女は「イチ・メーター」を続けている。

 そこまで気を配ったイチローに、彼女だけでなく見ている自分も感動させられた。孤高の天才で冷徹なイメージを持つ彼に、人間的な優しい一面を見たというよりも、心からのファンへの感謝の気持ちを見たという気がする。努力の原動力の陰に、応援してくれるファンの存在が重くあるということだろう。実際、我々凡人の仕事においても、頑張ろうと言う気持ちの背後には、必ず何らかの応援をしてくれる人たちの存在がある。そしてそういう人たちへの感謝の気持ちを忘れてはいけないということを気づかせる。

 天才的な能力も、地道な努力の積み重ねの上に花開くことを教えてくれたイチローを、別の面から改めて尊敬し直した。

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